はじめに
こんにちは、ワニコです。
「とださんち」へおいでくださり、ありがとうございます。
令和になり早6年、“生きづらさ”という言葉を最近良く聞く様になり、特性や障害への理解も多様性という言葉と共に身近なものになってきたと感じています。
私、ワニコは生きづらさとか特性とか、そういう言葉なんて聞いたことも無かった時代に子ども時代を送りました。
小さい頃から、話すこと、状況をくみ取ることが苦手だった私は、冗談を理解するのに時間がかかったり、表情が乏しいことで「つまらない」と言われたりして、友達の輪に入ることが苦手でした。いわゆる、空気の読めない子だったと思います。
今でこそ自分の特性の一つだったのかと思えるようになりましたが、当時は親にすら理解されず「もっと明るく」とか、「嬉しいなら嬉しい顔しなさい」とか、怒られてばかりでした。自分では精一杯そうしてるつもりでも、側から見るとそうではない様だ、というのが子供ながらに分かり、できない自分を責めては、毎日布団の中で泣いていました。
それでも、できないものはできないので、非常に辛い記憶として今も残っています。
そんな私が、発達障害や特性のことを知るきっかけとなったのが、長男でした。
長男ジョージは、とにかく動き周り、話が通じなく、癇癪もすごい子でした。又、感覚過敏な面もありました。3歳の頃には、もはや「手に負えない」と思うようにさえなっていました。
この子はこの先どうなるのだろうか、そんな不安もあり夜な夜な発達障害のことや特性のことを検索していました。専門書なども読みました。
ところが、知れば知るほど「これって我が子のことよりもまずは私じゃん」と思い当たる所がありすぎて、自分の特性を知ることになったのです。
そして、それは夫くまパパも同じだったようで…。
「大人の発達障害」なんていう言葉もあるそうですが、
まさに、私ワニコも夫くまパパも、まさにそれでした。
それから少し経ち、長男は5歳(年長)の時にASD(自閉スペクトラム症)の診断がつきました。
私は、誰にでも特性はあると思っています。
発達が早い人もいれば、ゆっくりな人もいて、
特出してる部分もあれば、ものすごく苦手な部分もあって、
皆で凸凹を補って社会って成り立っているんだなぁって思うのです。
『こどもって、いろいろ。
大人だって、いろいろ。
いろいろあって、いいじゃない。』
この思いが、このサイトの原点です。
ちょっと発達に癖のある我が家の生活を綴りながら、皆さんに少しでも発達障害や、特性のこと、育児のことなどを知っていただけたら嬉しく思います。