息子にASDの診断が降りて、母も自らの特性を知る【違和感編①】

こんにちは、ワニコです。
2023年の11月、我が家の長男ジョージにASD(自閉スペクトラム症)の診断が降りました。
ジョージ5歳、年長組の時でした。
その時の私の心境としては、
「やっとか〜。」とホッとしたのと同時に、
元々は多動の心配事が多かったので、
「ASDだったかぁ。」とちょっと意外な感じでした。
それから(というか、それまでも気にはなっていたので検索魔になってはいましたが)より深く、発達障害や特性、HSP(繊細さん)について本を読んだり調べたりしていく中で、

あれ、ちょっと待って。これ、まんま私じゃん。
と思い当たる事が多すぎて、自らの特性をも知る事になりました。
今回は、『息子ジョージにASD(自閉スペクトラム症)の診断が降りて、自らの特性も知った』というお話です。何回か続きます。
今日は【息子の違和感編①】をお送りします。
そもそも、ASD(自閉スペクトラム症)とは…?
- 「自閉スペクトラム症(Autism Spectrum Disorder)」は、対人関係が苦手だったり、強いこだわりがあるといった特徴をもつ発達障害の一つ。頭文字をとって「ASD」と呼ばれています。
- 生まれつきの脳機能の異常によるものと考えられています。
- 最近の調査では子どものおよそ20~50人に1人が自閉スペクトラム症と診断されるともいわれています。男性に多くみられ、女性の約2~4倍という報告もあるそうです。
主な症状
- 視線が合わないか、合っても共感的でない
- 表情が乏しい、または不自然
- 名前を呼んでも振り向かない
- 人見知りしない、親の後追いをしない
- ひとりごとが多い、人の言ったことをオウム返しする
- 親が「見てごらん」と指さしてもなかなかそちらを見ない
- 抱っこや触られるのを嫌がる
- 一人遊びが多い、ごっこ遊びを好まない
- 食べ物の好き嫌いが強い
- 欲しいものを「あれとって」と言葉や身振りで伝えずに、親の手をつかんで連れて行って示す
等々あるようです。
自閉スペクトラム症とは – 原因、症状、治療方法などの解説 | すまいるナビゲーター | 大塚製薬 (smilenavigator.jp)
いつから違和感を感じていたか
さて、ジョージを生んでいつから違和感を感じていたのか…記憶を遡れば、あれかな?これかな?と色々思い当たる節は多くあるのですが、
実は生後2週間頃から違和感、ありました。
えっ…そんなに早く?
となるかもしれませんが、これはもう何て言うか、母の感みたいなやつです。
なので、ASDやADHDや他の障害や特性云々と結びつくかどうかは不明ですが、違和感として私の記憶に根強く残っています。
ただ、ASD(自閉スペクトラム症)だとは思っていなくて、どちらかと言うとADHD(多動症)の方を気にしていました。
生後2週間ごろのジョージ
さて、生後2週間の生まれたばかりにどんな違和感を感じていたのか、という事ですが…
違和感1:首も腰も据わってないのに、足をバタバタさせて移動していた。
もう、これね、信じてもらえないかもしれませんが、その時から動きが激しかったんですね。
まぁ、赤ちゃんなので、移動と言ってもそんなに距離はないですが、布団からはみ出ていくので、その都度戻してましたね。
当時、私は里帰りしていて実家で過ごしていましたが、この光景を見てさすがに実母もびっくり。
それでも、私は初めての育児だし、実母も初めての男の子育児で、「男の子ってすごいのね~!」とよく言っていました。


見返してみると、全部同じ方向にずれていっていました。笑
恐らく、どちらかの足の力が強かった為いつも同じ方向に行ってたのかと思います。

ジョージが生まれた直後は、この出来事が1番衝撃的だったな~。

寝ないとかは聞いた事あったけど、まさかこんなに動くなんて、びっくりしたよね。
違和感2:抱っこを嫌がる、授乳拒否、ミルクもよく吐く。
抱っこはすごく力が入っていました。頭から足まで棒みたいにビーンってなって身体全体で拒絶している感じがしました。
抱っこが拒否状態だったので、(態勢的に?)授乳もなかなか上手くいかず…ちょっと飲んでは吐き戻しを繰り返していました。

抱っこしても全然泣き止まないし、授乳も拒否、ミルクもちょっと飲んでは吐いてしまって、なかなか体重が増えないのがつらかったです。
後にわかった事ですが、どうやら内臓系の発達もゆっくりだったようで、その影響もあったと思われます。
違和感3:夜中ずっと起きてる。
よく、トントンしてると寝るとか、おでこを撫でると寝るとか、こうすると寝るよっていうのありますが、ジョージに関しては一切通用しませんでしたね…。
寧ろ、些細な刺激で目がランランとしてきている気がしたので、あらゆる刺激をなくすように努めました。
例えば、部屋のスイッチ。

どこの家にもあるようなこの様なスイッチなのですが。

オフの状態だとスイッチの真ん中が小さく緑色に光るタイプです。
この緑色の光が気になって眠れなくなっていると気づき、布や紙で覆いました。
音はどうしても防ぎようがなかったのですが、防げる刺激はなるべく与えない方が割と寝てくれる子でしたね。

寝ない子もいるっては知ってたけど、こんなに寝なくて大丈夫なの!?って心配になる位起きてたな…。
【違和感編①】のまとめ
ジョージが生まれて、生後2週間で違和感を感じてはいましたが、初めての育児に右往左往する毎日で、考える余裕がない状況でした。
生後すぐから動きが激しかったので、多動なのかなーとは心の片隅で思っては、「いや、まだ生まれたばかりだし」「男の子だし」と考えないようにしていたのもあります。
ただ、
- 首も腰も据わってないのに、足をバタバタさせて移動していた。
- 抱っこを嫌がる、授乳拒否、ミルクもよく吐く。
- 夜中ずっと起きてる。
この3つは強く印象に残っていてずっと心の中で引っかかってはいました。
※あくまでワニコの主観とジョージの場合の記録なので、一概にこれが発達障害だと言うものではありません。
次回は【違和感編②】
0歳から2・3歳ごろまでのお話です。歩けるようになったジョージはさらに動きが激しく、イヤイヤ期もピークを迎えます…。