【就学前健診】ASDジョージがやってしまった面談の話

ワニコ
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こんにちは、ワニコです。

現在1年生のジョージ。

昨年の今頃、ワニコはとてもソワソワしておりました。

年長組の秋頃になるとある、アレが原因です。

そう、就学前健診

昨年の話になりますが、ジョージの就学前健診もすごかったので記録しておこうと思います。

そもそも、就学前健診って何の為にある?

  • 小学校入学の5~6か月前に次年度に小学校への入学を予定している子どもを対象に行われる健康診断のこと。
  • 子どもの心身の健康や発達などを確認し、疾患や異常があった場合、早期の治療や支援につなげるためのもの。

ということです。

で、どんなことするの?って話ですが、

子どもの栄養状態や、身体測定聴力や言語に異常がないか等々…をみます。

定型発達の子ならば、恐らくすんなり終わるこのイベント。

果たして、ジョージは…?

ちなみにこの時、厳密に言うと、まだASDの診断はおりていませんでした。

年長クラスになった春に病院での発達検査のお願いをしたところ、6ケ月待ちと言われ就学前健診にギリギリ間に合う形で検査を受けたものの、結果はまだという状況でした。

そう言ったこともあり、前々から小学校の方には面談を希望していました。

(学校にもよるかと思いますが、長男が通う予定の学校は希望者のみの面談でした。)

就学前健診当日

さて、いよいよ小学校へ…

まずは、受付へ!

前もって配られている資料でどこから入るのかをチェックしておきましょう。

ワニコ
ワニコ

ジョージの学校は昇降口が2つあって、びっくりしました。

高学年の子がお手伝いであちこち立っててくれたので迷うことなく、低学年の方の昇降口へ行けました。

受付で事前に準備してきた提出書類を出すと、すぐにジョージは高学年のお姉さんに教室の方へ連れられて行きました。

何もわかっていない私は、ついていこうとすると、待機していた先生にすかさず

「お母さんはこちらへどうぞ〜」

と声をかけられました。

はい、もうここで子どもとは一旦バイバイだったのです。

まじかー!となったのは私の方で、ジョージは私に気づくことなく、手を引かれるまま教室へと入っていきました。

そして、保護者はというと、体育館に集められ、校長先生のお話や就学前に準備するもの等の説明を受け、講演を聞いたりしました。

その間、約1時間以上はあったと思います。

それが終わると、子ども達が戻ってきました。

ワニコ
ワニコ

ジョージも解放された喜びと安心感で暫く体育館の中を走っていました。

次に内科健診歯科検診などがあります。

廊下で並んで待つことになるのですが、まぁ落ち着いて待つなんてできません。

しかも、並ぶ場所に行くまでに時間がかかったジョージは大行列の最後の方になりました( ̄▽ ̄;)

ワニコ
ワニコ

面談もお願いしてるし、アレルギー持ちだから給食の面談もあるし…はぁ…やっぱり時間かかるよねー…

今までにも、健診やら支援センターやら、他様々な場で“最初に着くのに帰るのはなぜか最後”になるのが常でした。

慣れてはいますが…ワニコもコミュ症なのでできれば早く帰りたい…。

溜め息を堪えつつ、列に並びます。

30分以上かかって、診察を終えました。

面談

次は、面談の順番を待ちます。

診察終わりのファイル返却の受付と同じ部屋だったので、残っている人が面談ってことか、と思いながら一緒に待ちます。

この時、帰る人がちらちら見ていくし(気にしすぎ)、“あ、あの子面談するんだ”ってのが分かるからそれがちょっと苦痛でした。

給食の面談だけの子ももちろんいたのだろうけど、同じ園の人から見たら“あの子やっぱり…”って思われてるんじゃないか、それが子ども同士で噂にならないか、と不安になりました。

いつもくまパパに「気にしすぎ」と言われるし、自分でもわかってはいますが、ワニコは学校に対してあまり良い思い出がなく、友人関係にも苦労した経験があるので些細なことで不安が積もります。

準備されていた絵本を読んでいると、割とすぐに順番がきました。

そして、案内されたのがまさかの「校長室」

ワニコ
ワニコ

(え、校長室…⁉)

「今日は特別だよ~」

と言われながら中へ入ると…

校長先生が出迎えてくれました。

いや、そうよね、校長室だものね、、

(面談の場所がなくてちょっと場所借りただけかと思っちゃったケド。)

あわあわしながらも、今までのジョージの様子や発達検査を受けたこと等大まかにお話しました。

面談してくださったのは、校長先生と特別学級の先生。

その間のジョージと言えば…

まず話し合いの場にあるテーブルの上に乗るし、

校長室にあるソファで、ここぞとばかりにジャンプ。

ソファの前のローテーブルへもジャンプしたりして、奇声を上げて遊び始めました…。

ワニコ
ワニコ

あーぁ…( ̄▽ ̄;)

もちろん、止めましたよ?

でも、止まらないんですよ。

これでちゃんと止まって座れていたなら、そもそも発達検査も小学校への面談も希望していません。

先生方もそこはわかってくれて、

「今日はとてもがんばったから、かなり疲れているんですよ。」

「こうやって、彼なりにバランスを取っているんでしょう。」

と言っていただき、心底ほっとしたワニコです。

ワニコ
ワニコ

一番すごいところを見て貰えてよかった、と思う事にしよう。

実のところ、園や健診でも、“落ち着きがない”ことに関して相談しても「?」という感じで、あまり理解して貰えている気がしていませんでした。

ワニコ
ワニコ

特性があると言っても、強くでる場面もあれば、上手くやれる場面もあるんですよね。

ジョージは、幼稚園では割とうまくやれてしまう(話は全く聞けていないけど人の流れには乗れる)というところがあって、目立つことはしたくない性格も相まって、どちらかと言うと園の中では“控えめな子”として捉えられていました。

くまパパ
くまパパ

え、これのどこが控えめなの⁉って身内全員がびっくりしたよね。笑

そういう事もあり、この日の面談では実際のすさまじい所を見て貰えたことで、先生方も少し理解してくださった気がしています。

又、この日に面談をしたことや、その後も発達検査の結果も持って再度相談をしていくうちに、早い段階でジョージの事を覚えてくださった先生も多く、ジョージの方も話したことのある先生を覚えていたりして入学後の安心感にもつながったと感じています。

さいごに

そんな感じでジョージの就学前健診が終了しました。

帰る時にはやっぱりもう最後でしたね…。

この時はまだ学校をテーマパークか公園と思っている節のあったジョージは終わってからも廊下を走り周り、鉄棒をして、なかなか帰ってくれませんでしたが(^^;

障害があってもなくても、特性が強くてもそうでなくても、

心配ごとは、どこの家庭にもあるかと思います。

就学前健診は小学校の先生と話せる大チャンスなので、ぜひお話してみるといいですよ。

以上で、ジョージの就学前健診のお話を終わります。

ワニコ
ワニコ

来年はバージーの番か~。早い、早すぎる…。

ABOUT ME
ワニコ
ワニコ
とださんちの嫁
子どもの発達障害を機に自らの特性を知った、36歳、2児の主婦。
育児に翻弄され、年々悪化するコミュ症…好きなことも趣味もなくなり、仕事も上手くいかない。
そんな私、ワニコが一念発起。
発達や特性に悩む人へのエールを込めて、そして、自らの“ハッピー”を見つける為にブログを立ち上げました。
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