【習い事】子ども英会話『ペッピーキッズ』に通う、発達凸凹兄弟の話②~4年間の記録~

こんにちは、ワニコです。
前回は、子ども英会話『ペッピーキッズスクール』に通う、発達凸凹兄弟の話①~体験会~をお送りしました。
今日は②という事で、我が子が実際通った4年間のお話です。

教室や先生の雰囲気は?
いざ、実際の教室へ!
子どものやる気がはじめ時!という訳でジョージの初めての習い事とんとん拍子で決まりました。
体験会は自宅へ先生が来て行うものだったので、実際の教室の雰囲気、先生の顔もわからないまま、初日を迎えました。
当日、教室へ行ってみると、明るく気のある女性の先生が迎え入れてくれました。
教室の壁には色々な教材が張られていたりして、楽しげな雰囲気。
先生から最初の説明を受けていると(初日は15分位説明の為早く来てと言われていました。)続々と、子ども達が教室の中へ入っていきました。
ジョージのクラスは2歳半から入れる幼児クラスでした。
1クラスは最大10人前後の様です。
先生は基本的に1人。
レッスンの流れは、だいたいこんな感じの様です↓
- DVDを見て発音のイメージをつかむ
- ゲーム感覚のレッスンや飛んだり走ったり歌ったりと体を使ったレッスン
- プリント等を使ったレッスン(塗り絵も)
小学生位になると、ワークレッスンが増えていくみたいです。

レッスン終了後には、先生が今日の振り返りを保護者にお話ししてくれますよ。
果たして、我が子の様な発達凸凹さんに英会話はどうなのか…?
結論から言うと、ジョージは4年通っていますが、今のところまだそんなに上手に話せていないかなっていう印象です…(^^;
というか、親が日本語オンリーの家で、使う機会がないのでね…そりゃあね、そんなに簡単に話しませんよ~。
とはいえ、
とはいえですよ!
参観に行くと「え!意外と話しているじゃん!」と驚くこともあったり、
同じクラスの子達との触れ合いの中で英語以外のことを大いに学んできている
様なのです!
なので、我が家の場合は通わせて良かったと思っています。
特に我が子達は発達に偏りがあるので、親としては“英語は覚えてくれたらラッキー☆”位の気持ちでした。

だって、そもそも私が英語苦手だしサ、子どもに期待し過ぎちゃいかんしね!

いや、ワニコは日本語も苦手でしょ。

うっ…(.w.)
で、では、2人の様子を詳しく説明します!(逃げ)
長男ジョージ(ASD診断有り)の場合
通い始め:2歳半~(約4年経過)
通い始めのジョージ:イヤイヤ絶頂期。癇癪、こだわり強め、落ち着きのなさ、動きがすさまじい。5秒も止まっていられない。
(この時はまだ発達検査や診断を受けていませんが、こういう子よねっていう認識はありました。)
1年目 家庭保育(2歳半)~年少さん(3歳)
通いだして1年目はコロナ禍初期の不安要素や喘息持ちだったこともあり、月単位で休むこともありました。(休会制度というのがあり、前月に申し込めば翌月休会でき、その月の月謝は発生しないという制度です。)
体験は楽しく参加できたジョージでしたが、やはり一人でレッスンに行くとなると、かなり激しく嫌がることもあり…
行けたり、行けなかったり、行っても泣き叫んだり…
なので最初の1年は、あの手この手でなんとか行かせて、ご褒美の大判振る舞いでしたね(笑)

家では、ふいに英語を言った時(例えカタカナ英語であっても!)にはすかさず褒める!を頑張りました。
2年目 年少さん(3歳)~年中さん(4歳)
そうして1年が過ぎ、ジョージは年少さんの2学期に突入。
園生活にもやっと慣れ、初めてお友達の名前をやっと1人覚えてきた頃です。
なんと、英語の歌を歌っているではありませんか!
聞いたことのあるフレーズで、「あ!ペッピーで流れていた歌だ!」とすぐにわかりました。
正直、家でもおうち学習的事をすれば効果は絶大なのでしょうが、まだまだ動いて遊びたい時期でなかなか…というかほぼ不可能でした(^^;
たまにモラモラを使って遊ぶこともありましたが、習慣化はならず…。
そんなわけで宿題も…ごめんなさい、な状態が多くありました。
けれども、英語の歌を歌っていたり、日本語で1から10まで数えるより早く英語で「ワンツースリー…テン!」と覚えてきたのにはもうびっくりでした。
3年目 年中さん(4歳)~年長さん(5歳)
最初の2年半はジョージ1人だった為、イヤイヤも多く行けない事もありましたが、
年長さんになった時、次男のバージーも一緒のクラスに入れてもらいました。
先に通っていたジョージはちょっとお兄さんで、弟も一緒に通えることになり少しマンネリ化しつつあった教室通いでしたが、嬉しそうに行ってくれるようになりました。
ただ、だんだんと「恥ずかしい」気持ちが芽生えてきて、以前の様にやたらと英語の歌を歌う事はなくなってしまいました。
ある時、紙が欲しいというので」というので、お絵描きでもするのかな?と思いながら渡すと、
「ABCDEFG…」とアルファベットを書きだしました。

え~~~!!!ジョージ、英語書けるの⁉
(ひらがなもまだ覚えていないのに⁉)とびっくりしていると、

うん!ぼく、エイゴかけるんだよ!
と自信気!
ちょっぴり手伝いながらも最後まで書き上げ、自信満々なジョージなのでした。
4年目 年長さん(5歳)~1年生(6歳)
1年生になり、学校疲れもあって少しダウン気味。
4月5月は無理しないように休む事もしながら、6月には調子も戻って毎週行けるようになりました。
そのころ調度レッスン参観日がありました。
いつもの参観だと、嬉しい、楽しい、恥ずかしい、緊張するという色々な気持ちが高まって、最早レッスンどころではないものすごいテンションになっていたので、なんかもう参観に行かない方がいいのでは?とさえ思っていました…(^^;
ですが、この日の参観は、いつもよりかはちゃんと参加していて、英語も少しだけど話していたのです。
「あ~、1年生なったんだなぁ~」と嬉しい様なちょっとしんみりしちゃう様な…でも成長を感じた参観となりました。

参観日は毎回レッスンぶち壊す勢いだったのでもう本当にオドロキで…
因みに…ジョージはよくあるのですが、途中じっとしていられない事も多かったり、疲れて参加していない場面があっても、強要されたことはありません。
ゴロンとしていても、どの先生も「まずは耳で聞くことも大事だから」と、割と自由にさせてくれました。

強要されると癇癪スイッチを踏みかねないので、この適度な自由さがジョージにあっていた様です。
次男バージーの場合(発達ゆっくりさん)
通い始め:3歳4か月~
通い始めのバージー:当時まだ宇宙語を話していた。怖がり、寂しがり、決まったルールを徹底する、失敗する事を嫌がる、物事の仕組みを知りたがる
1年目 年少さん(3歳)
ママがいないと泣くことが多かったバージー、絶対泣くよな~と思っていたけれど、兄ジョージが一緒のクラスにいたお陰で初日から泣くことなく参加できました。
(あれれ…??)
そう、場合によっては兄弟で同じクラスにしてもらうこともできます。
又、バージーが泣かなかった理由は
“兄弟キャンペーンの時に入ったことのあるお部屋だったこと”
“毎週兄をお迎えに行っていたこと”
で先生の顔も見れていたことも安心材料となっていたと思います。
さて、バージーは当時、宇宙語もまだまだ多く、言葉の発達がゆっくりだなぁと思っていました。
そんなバージーですが、数か月もすると、

ファイブ!ファイブ!ファ~~~イブ~~♪(5)
と気に入った英語を連発!
その後も「ブルー!」とか「フォー!(4)」とか「オーマイガッ!」等、気に入った単語を見つけて帰ってくる様に。
なんとなくですが、宇宙語と英語って発音の仕方が似ているのかもしれませんね。
2年目 年中さん(4歳)
兄ジョージが1年生になって学校の宿題が出るようになると、「ぼくもするー!」とお勉強のまね事をするようになったバージー。
兄の隣で「お勉強ごっこ」をしている内に「文字を書きたい」欲が生まれた様です。
そうしているうちに、英語のレッスンではワークシートに自分の名前を書いてくる様になりました!
バージーの言葉が遅いのは、「失敗したくない!」という不安からきているものだと日々感じていました。
なので、ワークシートの様な可視化なっている「答え」に安心感をもったのでしょう。

英語も自信がないと話せませんよね…。
特に日本人に多いと思うのですが、「ハロー!」とか簡単な英語、カタカナ英語は話せる人いるのに、外国人を目の前にすると一言も話せない人、いますよね。私ですけど(^^;
あれって、慣れていないというか、自信がないんですよね。
外国人の方って「こんにちは」が言えたらもう「ニホンゴ、はなせるよ~!」って知っている単語でお喋りしているじゃないですか。
何が言いたいかというと、バージーにとって必要だったのは
何であれ自信を持たせてあげる事!
だったんだ、と気づかされました。
英会話だからって、「話さないと!声を出さないと!」と無理強いしても苦しいだけ。
好きな事、得意な事からで大丈夫!という気持ちで、見守っていきたいと思います^^
イヤイヤ絶頂期に通ったメリット・デメリット
特にジョージは2歳半のイヤイヤ絶頂期に通い出した訳ですが、メリットもデメリットもありました。(デメリットというか、大変だったことですね。)
メリット
- 子どもと少しの時間離れる事ができる
- 育児のストレスからのつかの間の解放
- 買い物や家事が自由にできる
- 1時間の自由時間
1番のメリットはやはり、つかの間の自由時間を得られたこと!
これはもう本当に大きい。
気ままに買い物したり、家に帰ってご飯の準備したり、お風呂洗ったり、洗濯物片づけたり…結局家事ばっかやってるんだけど、それがストレス発散になるのです。
デメリット
デメリットというか、大変だったことですが
- 送迎の負担は増える
- 行くまでが(泣かれると)大変
- 風邪などの病気を貰いやすい
この辺りは冬になると雪もかなり多い土地柄で、レッスンに限らず運転嫌だなぁ…と思った事も数知れず。
イヤイヤ期は車に乗せるのも一苦労でした。外に出た瞬間、土遊びや虫探し始めたり走って乗ってくれなかったり、トイレに戻ったり…
正直、あの頃のジョージはもう本当にお手上げ状態だったので、よく英会話始めたよなぁ~、と思います。
送迎とか大変なのは最初から目に見えていたのに…私も相当参っていたのでしょう。
宿題はあるの?
宿題は…あります。
…ありますが、・・・といった感じです(^^;
まぁ、まだ幼児クラスですからね。
ジョージは家でおうち学習なんてのは、ほんとーーーに乗り気になってくれないとやってくれませんでした。
なので、強要して「もう英語キライ!」となっては元も子もないので、まずは本人の気持ちを優先していました。
イベントや親の負担はあるの?
スポーツ系の習い事だと親の役割もあったりしますよね。
ペッピーキッズスクールには、保護者の係や役割的な親の負担はありません。
強いて言うなら、ハロウィンのレッスンの時の衣装位でしょうか?
(仮装するしないは任意です)
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は、我が子達も通う子ども英会話スクール『ペッピーキッズクラブ』の実際通った4年間で感じたことをまとめてみました。
発達にちょっと心配があるジョージとバージーなのですが、実はワニコもくまパパも最初は“日本語も覚える前に英会話なんて”と思っていました(^^;
特にジョージは興味が向かないと本当にな~んも覚えられない子なので、クラスの中では見た感じ、“まぁ~~、もうちょっと頑張りましょう~”の方の子だったと思います。
実際、後から入った子の方がたくさん話すし発音も良い、なんて事はよくありましたし。
が、全く話せないワニコとくまパパからしたら

3歳で1~10を英語で言えるのってすごすぎ!

自分の名前英語で書けるなんてすご~い!
となんだかんだで親バカ連発の4年間だったと思います(笑)
今回はここまで!その他、費用面の話も書きたかったのですが、またしても長くなってしまったので、次回とします。
では、参考にしていただければ幸いです。
