行事

小1ジョージ、初めての授業参観で帰りに逃亡された話

ワニコ
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こんにちは、ワニコです。

先日、長男ジョージの授業参観がありました。

4月にもあったのですが、インフルにかかってダウンしていたので、初めての参観です。

正直言うとね~、これまで、幼稚園や習い事である子ども英会話の参観では、

(も~~~~、落ち着いてくれないかな⁉あ~~走らないでくれ~~~)

(私の体アスレチックにするのやめてくれん…?)

(いやさ、先生の話聞こう?)

という感じでありました…。

いや、いいのよ、君は君でがんばっている、それは母も知っている。

ジョージの良い所もいっぱい知ってるのよ。

だけどね、だけどね~~~~!

本っ当に気が滅入るのですよ。

疲れるのですよ。うん。

で、行事が終わった直後から1週間、2週間はもう頭グルグルして泣きたいモードになるのが常でした。

それが、いつものジョージの参観日。

そして、1年生、初めての参観がやって来た。

毎回ね、今回こそ何事もなく終われるんじゃないか⁉って思いもあるのです。

だって、ゆっくりだけどちゃんと成長してるもん。癇癪だって前ほどひどくないしさ、他の子に比べたらそりゃあできない事も多いけど、それでも確実に一歩ずつ進んでいるのは感じています。

何より、毎日嫌がらず学校行ける様になったじゃん、それだけでいいじゃない、と言い聞かせてワニコは学校へ向かいます。

因みに、余談ですが私は学区内にママ友と呼べる人が一人もいないのでボッチ参観です。

極度のコミュ症と自分が変な人だという自覚があるので、自らママ友をつくりたいと行動に出ると確実にヘマをするのが目に見えているので、だったらボッチママで十分です。

いや、こんな私でも近づいてきてくれた方はウェルカムですがね。

まぁ、そんな話は置いておいて、授業参観スタート。

今回は、さんすうの授業でした。

「長さを比べてみよう」という内容です。

最初は、まぁそれなりに授業に参加していたジョージ。

途中、保護者の人の手も借りる場面があって立って動けたのもあって、前半はなんとかついていってる様子。

(でも、皆が何をしに保護者の方へ動き出したかはわかっていない様子でしたが。笑)

後半、恐らく授業に飽きてしまって、渡されたプリントで紙飛行機作ってたり、耳に物入れようとしてたり、消しゴム丸ごと口に入れてたり…(真横で見てて流石にそれはな💧って時はつい口出ししちゃいましたが( ̄▽ ̄;))

(おいおいおいおい・・・・)

って具合で授業が終了。

とは言え、まだ1年生。

他にもプリントぐちゃぐちゃにしてたり鉛筆かじってる子ももちろんいます。

時折、先生が「はい、今は何も触らないで話を聞きましょう。」と全体に言ってくれます。すると、まぁ大体の子はハッとして手で触っていた物を置いて話を聞こうとしています。

が、

が、ですよ。

うちのジョージ君はそういうのももう全く聞こえない位自分の世界に入っておりまして。笑

なんか逆にすごい、というか、ね…( ̄▽ ̄)

因みに、一番前の席です。笑

その席で、1人紙飛行機を作り続けていたんですよ。

ワニコ
ワニコ

その集中力はすごいのだけどね…(^^;

そして授業の終わりが近づく頃、ジョージは私の方を見ながら小さい声で訴え始めました。

帰りの会の最中も徐々にイヤイヤが大きくなり始めます…。

(しかし、教室内も多少ガヤガヤしていたので恐らくまだ誰も気づいていない)

「さようなら!」の挨拶と共に一斉に保護者の元へ駆け寄る子ども達。

皆が散り散りになった途端、ジョージは我慢の限界に達し、

発動しました。

あぁ、やっぱり今回もそうなるかぁ。と手に負えないギャン泣きを前にもう何を言ってもこりゃだめだと覚悟するワニコ。

先生が代わる代わる代わるきてくれて宥めようと話しかけてくれました。

イヤイヤの訳は、「放課後教室」に行きたかったこと。

ジョージの学校では「放課後教室」というのがあって、とても簡単に言うと無料の学童のような場であります。学校の敷地内でボランティアの方が数人いてくれて遊べるので、特に低学年の子はほとんど入っているのではないかと思われます。

ジョージはこの教室が大好きで、この放課後教室に行くために学校へ行っていると言っても過言ではありません。笑

その位、楽しい様です。

親としても、宿題もそこで終わらせてきてくれるので本当に助かっていて、もっと全国に広まればいいなと思う程です。

現実的には、なかなか難しいのでしょうけど、保護者の評判はかなり良い取り組みの様です。(運営は、学校ではなく市で行っています。)

さて、話は戻って「この日は習い事もあるから一緒に帰るからね、放課後教室へは行けないよ。」と前もって何回も言っていて前々日までは「わかってるよ!」と言っていたジョージでしたが。

よりによって前日に仲良しの子と遊ぶ約束をしてきてしまったのでした😥

うーん。

仲良しの子と思い切り遊ぶ事も大事だし、

でも習い事は曜日、時間も決まっていて、お金も払っている訳で…

習いたいと言ったのはジョージだけど、習わせたのは結局は親である私たちで…

でもなー、今回行けば習い事も2週休み(夏休み)だしな~…

でもそもそも、約束で言ったら前々から言っていたのはこっちなんだけどなぁ…

と色んな思いが駆け巡ります。

「いやだぁあああ!!○○くんとあそぶって言ったぁぁあああ!!」

「ママのイジワル!!!」

喋れなかった時の癇癪もすさまじかったけれど、言葉を覚えた今もハッキリ文句を言ってくるので結構堪える時もあります…。

結局学校をでるのが最後の方になったので、先生にも「そういう時もあるんだよ。」と言われ、イヤイヤしながらも後を着いてくるジョージ。

いつもなら、こういう時はとても危ないのでがっちり手を繋ぐのですが、その時私は1年生が育てているアサガオの鉢を持っていたので、両手が塞がっていました。

だいじょうぶかぁ…?

車まで行けるかぁ…?

と不安になりながら駐車場まで歩きます。

しかし、駐車場に差し掛かると、

(いまだ!!)

とばかりに一目散に放課後教室のある方へ走って逃亡しました。

(あ~~~あ、行っちゃったなぁ…)

とりあえず、アサガオを車に入れて迎えに行くことにします。

スタッフの方に事情を話すと、「ぁあ!だから泣いてたのね!」と言われながら、連れられて戻ってきました。

またひと暴れするだろうか?

と思っていたけど、意外とすんなり駐車場まで来てくれました。

ワニコ
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(あれ、ちゃんと着いてきてるじゃん!)

一度私から離れたことで、怒りのボルテージを自分で下げて戻ってきたんだなぁと推測してます。

まぁ、小言は言っていましたけどね。

何にせよ、自分の足でちゃんと歩けました!

これは、今までにはない事でした。

授業参観に行って、まさかこんなことで成長を感じるなんて思ってもみませんでした。

内心、涙が出るほどうれしかったワニコです。

その後は、無事習い事もちゃんと行って事無きを得ました😮‍💨

ABOUT ME
ワニコ
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とださんちの嫁
子どもの発達障害を機に自らの特性を知った、36歳、2児の主婦。
育児に翻弄され、年々悪化するコミュ症…好きなことも趣味もなくなり、仕事も上手くいかない。
そんな私、ワニコが一念発起。
発達や特性に悩む人へのエールを込めて、そして、自らの“ハッピー”を見つける為にブログを立ち上げました。
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